Cast
夏木マリ
演 出・出 演  夏木マリ(ナツキ・マリ)
1980年代から演劇に活動の場を広げ、芸術選奨文部大臣新人賞など受賞。鈴木忠志、故蜷川幸雄の演出作品など数多くの舞台出演の傍ら、1993年から自らによる演出作品、「印象派」シリーズを制作。ソロワーク8作では、国内だけでなく、ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、ワシントン、アヴィニョン演劇祭(フランス)、エディンバラ国際フェスティバル(スコットランド)他、海外公演も多数。その後、東京都現代美術館での「イン・トランジット」公演を経て、主宰カンパニーMari Natsuki Terroir(MNT)を設立。カンパニーワークの印象派NÉOシリーズvol.1「わたしたちの赤ずきん」(2009年)、vol.2「灰かぶりのシンデレラ」(2014年)、vol.3「不思議の国の白雪姫(2017年)」を発表。「不思議の国の白雪姫」はルーヴル美術館公演も成功におさめた。「印象派」をコンセプチュアルアートシアターと銘打ち、身体能力を極めた独自の舞台表現を確立、この活動の功績に対し、モンブラン国際文化賞を受賞しており、印象派を軸として活動している。
土屋太鳳
出 演  土屋太鳳(ツチヤ・タオ)
1995年生まれ。2008年『トウキョウソナタ』で女優デビュー。ドラマ「鈴木先生」(11)で注目される。NHK連続ドラマ小説「まれ」(15)にてヒロインを務め、エランドール賞新人賞。その後、『orange - オレンジ -』では日本アカデミー賞新人俳優賞(16)、『トリガール』にてTAMA映画賞最優秀新進女優賞(17)、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』では第41回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。他、SIA「ALIVE」でのダンスや、MV「クラシック・マッシュアップ」で世界的ピアニスト ラン・ラン氏との連弾やSuchmosのギタリストTAIKINGとコラボレーションした楽曲「Rules feat. 土屋太鳳」を配信するなど幅広く活躍。フジテレビ4月期木曜ドラマ「やんごとなき一族」(22)、Netflix『今際の国のアリス』シーズン2(22)にて主演を務め、WOWOW「アクターズ・ショート・フィルム3」では初の監督・脚本に挑戦した。さらに今後は主演映画『マッチング』(監督:内田英治)の公開などが控える。
マメ山田
出 演  マメ山田(マメ ヤマダ)
兵庫県出身。1966年にコメディアンを志し、ルーキー爆笑劇団に入団。以来、コメディアン、マジシャンとして活躍。82年からは舞台を中心に俳優活動を開始し、故蜷川幸雄演出の『ハムレット』では王妃役として出演。また映画でも『青い春』(02年)、『ヘルタースケルター』(12年)『キングダム』(19年)など様々な作品に出演している。
出 演  Mari Natsuki Terroir
(マリナツキテロワール)
オーディションとワークショップで、夏木マリ独自の身体言語を共有し、ブラッシュアップするプレイヤー集団。共にクリエイションし、作品を発表するカンパニー。高い意識とフィロソフィーを持った舞台人材の育成と共に、夏木マリのソロワークからカンパニーのアンサンブルワークへとコンセプチュアルアートシアター「印象派」も発展を続けている。メンバーはコンテンポラリーダンサーやミュージシャンなど多彩な表現者の集団である。
振 付  井手茂太(イデ シゲヒロ)
ダンスカンパニー「イデビアン・クルー」主宰。既存のダンススタイルにとらわれない自由な発想で、日常の身振りや踊り手の個性を活かしたオリジナリティ溢れる作品を発表し、国内をはじめ、ドイツ、フランス、イギリスなどの23都市、のべ34箇所で作品を上演。また振付はもとより、個性派ダンサーとしても注目を集める。主な参加作品に、椎名林檎、星野源等のMVの振付や出演、『子供の事情』(作・演出:三谷幸喜)、『フリムンシスターズ』(演出:松尾スズキ)、NODA・MAP『フェイクスピア』(作・演出:野田秀樹)や舞台『千と千尋の神隠し』(演出:ジョン・ケアード)などの演劇公演の振付やステージングも手掛けている。夏木マリ作品では、印象派NÉO『わたしたちの赤ずきん』から参加。
振 付  小㞍健太(コジリ ケンタ)
ダンサー・振付家。1999年ローザンヌ国際バレエコンクールにてプロ・スカラシップ賞受賞後、渡欧。イリ・キリアン率いるネザーランド・ダンス・シアターⅠに⽇本⼈男性として初めて⼊団を果たす。キリアンの退団を機に所属カンパニーを離れ、2010年よりフリーランス活動を始める。ソロパフォーマンス『Study for Self/portrait』、⼩㞍健太+森永泰弘『ころり』等の創作を軸に、シルヴィ・ギエム「6000 Miles Away」世界ツアー、スウェーデン王⽴バレエ団、NHKバレエの饗宴、Noismなど国内外の公演に客演。2017年「SandD」を⽴ち上げ、アーティスト、研究者、技術者と協働リサーチやクリエイションを⾏うプロジェクトを展開し、ジャンルや世代を横断した舞台芸術におけるダンサーの⾝体の在り⽅を探求している。他、オペラやミュージカルの振付、フィギュアスケート⽇本代表選⼿の表現指導、スイス⼤使館による「Vitality.Swiss」のプログラムアンバサダー、Dance Base Yokohama、穂の国とよはし芸術劇場PLATレジデンスアーティストを務めるなど、活動は多岐にわたる。
美術
池田ともゆき
照明
伊藤雅一
音楽監督
斉藤ノヴ
音 楽
井上薫
主 催
MNS TOKYO CO.,LTD.